河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「k君のお散歩」

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 帰省中の娘とその長男K君の日課は昼食前と夕食前のお散歩です。散歩でガス抜きをして昼寝、夜の睡眠に備えます。よく食べますが、そのエネルギーも適度に消耗させないと、充分な睡眠が得られないようです。幼児にしたら成人の「勤労」に該当するのが散歩でしょうか。

 その散歩の一番のお気に入りは最寄りの駅です。電車や踏切の様子を時間が許せば、何時間でも見ています。もっとも、時間単位までは試してはいません。自宅からは約1キロあるのですが、方向が分かっているようではぐらかすと駅方向へ向かいます。彼の方向感を狂わせるのに車を使う事もしばしばです。大好きな乗り物に乗ると、方向と電車を忘れてくれます。

 五月晴れの本日は自動車で、K君の曾祖父のお墓参りとしました。お墓の前の公園で遊ばせるのが従たる目的です。その行く道で檀那寺の掲示板には「爪上の土」と云う喩え話・お説教です。受け止め方は色々あるでしょうが、大も多も小も少も全て同じでそれぞれが大切だと云う事でしょう。

 K君小さなお手々を合わせて墓前で拝んでくれていました。その後は、公園でブランコやすべり台で勤労に励んでくれました。案の定、電車は忘れて定刻に帰宅です。K君とは明日で一週間一緒に過ごした事になりますが、ぼちぼち伊勢にお帰りとなるようです。

 写真:常照寺掲示

 孫と墓参
 幼子が 両手合わせる 五月晴れ <偐山頭火