河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

伯耆富士から瀬戸内へ「眺望と美味を添えて」

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 宿は大山としました。宿泊は学生時代のスキー以来です。近年は結婚前の娘とご多分に漏れず、出雲参りした帰りに立ち寄りしています。おかげで娘は良縁に恵まれました。お世話になったのは大山ロイヤルホテルという、ハウスメーカーのチェーン店です。口利きを戴く手もありましたが、Hpで予約、Happy Anniversary plan とか、これが後に素晴らしい夕食を盛り上げるとは・・・。

 さて、足立美術館周辺は島根県、国道9号のバイパスを通過している内に鳥取県へと入ります。県境を越えた辺りから旧道に、緩傾斜で大山を目指します。ホテルに近づくと大きな松の樹林で別荘などの余計な景観は排除されてきます。ランドスケープを保持したままで、開発が行われています。もっとも、移り住んだ人達からは、景色がさえぎられたと不満もあるそうですが、これは計画的な植林です。

 部屋は10階山側です。温泉は地下一階、レストランは12階。しかも、レストランの席は北西の角です。席の右には大山、左には中海から美保関灯台大根島が見渡せ、イワツバメが飛来します。食事はフレンチとか、息子の結婚式以来のコースディナーに少々緊張しますが、食卓係のバーテンダーY氏のエスコート宜しく楽しい食事が進みます。仕上げは「Happy Anniversary plan」とっておきのデザート作りです。チェリー、レモン、バターを撹拌してブランディーを注ぎ炎上、それにアイスクリームを混ぜ合わせます。素晴らしい演出に周りの女性たちも喜んでいましたが、頂けるの我々だけ、気を使った女房が脇の若い女性にも私の分を振る舞っていました。

 翌日は大山を軽く周遊。後一路義父母の眠る岡山県金光町を目指して高速の人となります。お墓は何時も書きますが山登りです。汗をかき筋肉が悲鳴を上げた分達成感はありました。軽く清掃して、持参の槇をお供えします。この日の宿は「サンロード吉備路」という定宿、お墓からは30分程の距離です。で、予め調べていた雪舟和尚所縁の「宝福寺」を参拝しました。伯備線が参道を横切ったように見える、寺院は圧倒的な規模と荘厳さです。要するに、失礼な言い方ですが想像以上の立派な寺院でありました。山陽道の底力を見せつけられたようであります。

 写真:ホテル部屋から大山、レストラン二題、牧場に休む寅号、宝福寺三重塔、説明、法堂、山門(列車がかすかに見えます)

 雪舟
 何処で泣く 雪舟和尚 吉備の山 <偐山頭火>