河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

秋色の斑鳩路点描

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

 斑鳩の秋色その他を徒然なるままに・・・と格好付けてみたモノの、貼り絵程度ですが秋らしさも感じられる風景です。車を置きトレンクルを引き出したのは、中宮寺の発掘現場と秋葉神社近くの小スペース。車三台程度は収納できます。勿論無料です。何時もは法輪寺前の同じく無料の大きな駐車場に置くのですが、当日はフリーマーケットが開催されていて遠慮した次第。

 ここから小川沿いに法輪寺を目指します。この地区は「三井地区」と云って鐘が鳴るなり・・・と名句が生まれた鐘が響いたところとか。尤も句の作者は奈良市街地の旅館で作句したというお話しです。和歌に詠われる龍田川も、錦絵を見て作ったので、文学における現場主義はどうでも良いことなのでしょう。お寺と裏門のショットは如何ですか。少しぶらつきますと三井の井戸もあります。

 法隆寺前の観光客に加えて、地元の秋祭りが重なってお巡りさんも忙しそうな秋のようです。何やら、柿づくしのメニューに竜田揚げメニューは最近の創作とか、力が入っているそうです。その前を通過して先に紹介した藤ノ木古墳に。更に旧街道を西進すると龍田神社です。たつたの川の錦を歌ったのが「龍田神社」付近なのか「竜田大社」付近なのかの論議は端折ります。両論在るようですが、近世に竜田川を名告ったのが、現在の大和川支流の竜田川という所に解がありそうです。

 旧街道の西端には造酒屋さんが暖簾を下げています。この辺りで国道を渡ります。大和川が作った島のように見える丘を抜けると、北に法隆寺などを包み込むんだ矢田丘陵が広がって、その南端に法隆寺が位置することがわかります。古代、都へと街道や舟運を行く人々からはお寺を仰ぎ見るようなランドスケープは良く出来ています。白山神社を過ぎた辺りで作りかけの二十五号バイパスを渡りますと足湯があります。健康センターの付属施設で、休日はお休みのようでした。

 足湯がダメなら身体ごとと、向かったのが「ふれあい交流センターいきいきの里」と云う施設。主なターゲットは高齢者ですが老若男女が利用できますが、利用料で差を付けておられる。私は写真の通りの区分で、若干お安いようです。当施設には簡易な食堂があって障害者の就労の場にもなっています。法隆寺山門前のような派手さはありませんが、一生懸命働かれている姿はつい応援したくなります。満たされたお腹を湯舟に浮かべて、お祭りの太鼓や鐘の音を聞きつつ心も満たされた斑鳩路でありました。

 写真:寅号とトレンクル、三井地区にて三題、食堂メニュー、龍田神社、太田酒蔵、白山神社、足湯、入場券と外観(食事のみ利用可)

 秋桜
 斑鳩路 秋桜揺れたり 道案内 <偐山頭火