河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

孫KZ君の幼稚園風景と伊勢の風景を

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 長女は勢州に嫁ぎ男の児を授かりました。順調に育ちこの春四年制幼稚園に入園となりました。正式には幼稚園は来年から、今年はプレのようなものらしいです。アンパンマン機関車トーマス風の送迎バスに乗り、楽しく通園しているというので、お祝いをかねてその様子を見に行きました。

 大阪からだと名阪国道等高速道路を利用してゆくのが通常ですが、今回は当日の予定が無いので国道163号線などを利用した低速道路利用ののんびり旅とします。恭仁京見物、土産に伊賀牛肉の購入そしてあれこれ見物も兼ねての道行きでKZ君に会う旅です。

 始めに立ち寄ったのが恭仁京、家内は初めてと云います。私は何度も来ているが、それだけ近年は一人旅が多かったと言うことでしょう。「聖武天皇がこの都に居続けていたら・・」と歴史にタラは無いと云いますが、あれこれ想像して歴史のバリエーションを考えるのも又楽しいことであります。ぼちぼちお腹も空いてきました。昼食と休憩を考えなら東へ向かいます。

 道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」なる看板を見付けて、ここと決定します。後ほど地図で確認しましたら、京都・奈良・滋賀の境目辺りにあるお茶とお茶文化をコンセプトにした、産直品の販売を主たるテーマの道の駅です。でも、食堂はありました「豚煮丼」をいただく。バイカーも多いのか木材を組み合わせて作ったバイクスタンドが面白い。地元産の茶畑を題材にした写真家の作品葉書も戴く。これで、コンセプト通り食欲と文化欲を満たしました。

 次は伊賀上野で土産の伊賀牛です。金谷は何度も紹介していますが、伊賀牛の専門店、お店で食べるのが観光客、地元民は一階の店先で購入、近江八幡の「西川」と同じですね。家内が娘に架電して注文を聞いています。ここから、少し南下して国道165号で青山高原を目指します。ツツジが咲いているとのことです。

 青山高原は私も初回です。この付近のゴルフ場はほぼ荒らし回っているのですが、観光をした経験はゼロですね。国道を外れて高原への道に入りますと、別荘地の廃墟と云った風景が続きます。しばらく斜面を走り切り峠道に出ますとそこには巨大な風車が林立していました。西風を受けて活きよいよく回っている、この風車一つで民家何軒分というのでしょうか。風車下には少し早いツツジが咲いています。何とも現代風な景色なのでしょうか。死を覚悟した大津皇子斎宮にいる大来皇女の元へお別れに通ったかもしれない道であり、他にも数多くの歴史が伊勢へと往来した初瀬街道の脇にです。

 165号を東に下り切ると久居で国道23号バイパスに。ここからは、伊勢まで最短で走ることが出来ます。外宮の案内標識が出て来たらそれに従うと、KZ君の家まで行くことが出来ます。幼稚園から帰っていたKZ君は大凡半年ぶりの再会で、始めは状況が飲み込めない様子でしたが、理解出来ると「ニタリ」笑ってくれます。幼稚園で描いたという画を見たり、オモチャ遊びに付き合ったり。家内は娘と四方山話・・・暫くして出前が届きお寿司を戴いて我々は近くのホテルに移動です。高倉山を背後に控えさせた外宮方向に大きく窓が開いた部屋で、旅の疲れをとることとしましょう。

 写真:恭仁京、道の駅自転車スタンド、栗原義孝さん写真展案内、伊賀関谷にて二題、青山高原にて、宿の窓から外宮方向

 KZ君
 半年が 数年に見え 逞しく <偐好々爺>