河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

南朝天皇の行宮を訪ねてその3 「西吉野桜温泉」

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 さて南朝行宮巡りはこの辺にして、最後の課題である西吉野桜温泉へ向かうこととしましょう。その前に西吉野に来たなら是非土産にとすすめられた「柿」を買うこととしましょう。資料館の職員のご推薦は「選果場」とか、只少し戻って貰わねばと云うが、わずか10分ほどとのこと。今まで700年ほど前の世界を彷徨いていました、10分程度なら簡単なことです。しかし、この10分大した値打ちが在りました。と、言いますのは帰宅して妻に報告すると随分安い買い物だったようです。

 西吉野温泉と言えば40年ほど前に通った、ここから少し先の西吉野支所脇にあったのを思い出しますが、今は「西吉野きすみ館」という温浴施設となって少し離れた場所に立地している。しかし、これも現在改修中とかで更に奥に最近出来た「西吉野桜温泉」という温浴施設を目指すこととなったもの。

 この西吉野桜温泉ですが、国道から随分入った谷筋の造成地にある。途中待避場所で向こうからの車を待ったり、待たせたりかなり無理をして作られているのがよく分かります。温泉は循環の溜め置きとでも言うか、客が少ないので循環するほどでも無いのだろう。桜温泉の湯舟の先には「もみじ温泉」と提灯がある。これで紫陽花と梅でも吊せば「四季の湯」になるな・・・とぼんやりと眺めていたら引き継ぎ客が来たので退散することとした。

 今回は行宮巡りと組み合わせたので、西吉野桜温泉行となったが後数十分も走ると十津川温泉郷に入るという選択肢もあります。泉質や設え等の好みがありますが、我が大学としてはカラオケやバーベキューよりも質素でも泉質でしょうか。やはり落ち着きがあり泉質に勝る十津川かなと思いました。次回は勉強など後回しにして、先に温泉からにしよう。

 写真:選果場でB級を求める、桜温泉外観、お風呂、十津川の湯泉地温泉

 柿
 柿食えば 天下も美味いと 賀名生では  <偐四季>