斑鳩の花など

　食べ物シリーズに似てきましたが、足早に咲く花や華も添えて斑鳩便りとしましょう。明日から迎える敵襲というか楽しい怪物でしょうか、孫達が帰省します。高得点を得ようと色々作戦を練っていますが、簡単な手段は食べ物からと苺を求めて斑鳩へ。今回も安村農園です。

　野小屋のような直売所に着いたのが10時前で、開店まで少し間がありますので直売所くの咲く花をカメラに納めつつ時間つぶし。一番目はスイセンですね。春を告げるように咲きますが、バイク行でも見かけることがあります。群生では越前岬や淡路島が有名です。ニラと間違えて食して中毒という記事を何度か見かけました。花を付けると間違えることは無いでしょう。

　車が近づき窓から「四季桜と言います」と声を掛けてくれたのが亭主の安村さん。秋から冬に一度咲き、春にも咲くのでそう呼ぶとのこと。枯れ木に花が咲いた様で、田端義夫の「十九の春」を思い出します。少し古いでしょうが、好きな歌手の好きな歌です。新聞記事では「狂い咲き」というネタでよく使われていました。

　三番目の花が「古都華」です。この華は花ではなく果実と言うべきでしょうか。大変甘く大粒です。明日香ルビーという奈良県ブランドが既にありましたが、更に改良されたといいます。これを弾に孫をやっつけようと思いますが、財政的な問題で弾が尽きたらこちらの負けですね。戦果は追ってご報告します。

　写真：スイセン、四季桜二題（ピンぼけご容赦）、古都華、法隆寺南大門から中門をのぞむ、斑鳩町歴史まちづくりカード

　苺
　春告げる　花かはなかと　古都の華　＜偐品種＞