河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

診察室で医者も参戦して夫婦げんかを

 昨日は定期検査で(大阪)市内の総合病院へ。大阪を括弧書きしているのは、我が河内温泉大学も河内のある市にあるのですが、我々はガキの頃から大阪市を指して「市内」と呼んでいるので、特に大阪市内とは呼ぶことがありません。都構想の先取りでしょうか。しかし、一般的には我々の場所からは大阪市内と云うのが普通でしょうね。
 5月初旬の葡萄(ネオマスカット)棚です。
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 さて、それは前振りでして結論から申し上げますと、消化器内科の主治医曰わく、まだ暫く娑婆の空気が吸えるという御診断でありました。その前に耳鼻咽喉科でも診察を受けます。消化器と繋がっている所に出来物が出来たので、両者で診断と手術をして頂いた関係で両方を受診しています。
 房の摘果処理した後です。
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 その耳鼻咽喉科の先生に、近ごろ愚妻の言葉の「一音目」が聞き取れないのはどういうわけでしょうかと質問。時に乱闘騒ぎにもなりまして、常に愚僧が負けますと救難信号を発しました。するとその美しい女医曰わく、年をお召しになった女性は突然会話になったり、主語が何処かへ消えたり関係代名詞が多い。故にこの診察室内でも夫婦で言い争いになっておられます…と。
 月末には概ね棚を覆うほどに成長しました。
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 我が意を得たりです。我が家でもそうですと同調していると、愚妻からも、この人もよく聞いていないのですと反撃が始まります。これに応えてその女医、偐山頭火さんのお歳になると耳鳴り等で難聴の気配も始まりますのでと収束に向かわれます。まあ、ここは少しは私の意も汲んで頂いたと云うことで、平和的に停戦としました。
 と云うことで、まだ暫くのあいだ生かせて頂けるというか、喧嘩ができるということらしいです。

 葡萄
 実を得るに 実を落としてこそ 実るかな <偐山頭火>