河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

雛祭りです

 「超」ダイの大人が雛祭り。その超が付くほど老いたる身には段飾りなど組み立てたりするのは無理。数年前から、このカップルのみです。愚女の誕生にあわせて義父からいただいた豪華なお雛様の段飾りも、今では老夫婦の飾りものになっています。

 少し顔をそむけているかな

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 雛人形の持ち主は男の子のみ生誕、愚息には女の子も授かりましたが、当時は梅田の狭いマンション暮らしでしたので段飾りでは無く、このスタイルの現代風雛人形をプレゼントしました。古風なこれは、我々と共に老後をおくっていただく運命のようです。よく見ると手の凝った仕事がしてあります。愚妻がちらし寿司も作ってくれましたが、非公開とのことです。

 お茶のとも

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 良いお天気だったので、愚僧は昼過ぎサイクリングに。既に茶うけの羊羹があるので、花園へ向かう目的も無く付近を彷徨っていると「菜の花忌」の菜の花が咲いていました。何年か前には、この花の新芽を盗んだ怪盗が出没したことがありましたが、ここ数年は無事なようです。もっとも、司馬遼記念館主宰の「菜の花忌」を東京でもやっているようでは、ここ河内で自主的に育てる方も減ったように見えます。館の見識と大阪が問われているようですね。

 菜の花

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 偐ルパンではありませんが、愚僧が「KleinGarten 河内」と命名しようと思っている菜園から梅の木が盗まれました。しかも盗んで数軒隣の入口に放置されていました。人にいやがられても「きらわれる」ほどの悪党では無いと思っていたのは、前述の「つもり」だったのかとしょぼくれています。直ぐに110番したらお巡りさんが来てくれて事情聴取、暫く夜間警戒をすると云ってくれました。なるほど、深夜数日おきに来てはメモを入れてくれています。

 帰ってきた横っ飛び梅

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 愚僧に似て梅酒を飲み過ぎ酔っ払って飛んで行き、また飛んで帰って来たと云うことにして河内の飛梅命名しようかと思っています。

 雛祭りから飛梅の段これにて一件落着。

 

 東風ふかば 梅が横飛び 舞い戻り

             主の元で 新芽が咲いた  <偐山頭火