世相・社会で振り返る。私事で振り返る。金銭や仕事で振り返る等々様々な振り返り方があります。
私事ではありますが、新聞小説で振り返る事もできるこの一年でした。「秘密の花壇」朝井まかて著、卯月みゆき画になる江戸時代後期の作家(?)曲亭馬琴の生涯を一日一こまで書き綴った一年連載の新聞小説です。これを、スキャナーに掛けて活字化して一冊の自家本に仕上げるという、作家以上の困難な作業です。
初回号のコピー
当初は誌面を三分割に切り取り、それぞれをコピーしていましたがどうせやるなら活字化すると良いと思ったのが運のつき。スキャンしてドキュメントにするという作業が、コンピュータにやらせても意外と困難な作業です。
1、誤字 2,脱字 3,ルビが落ちる
と言う局面では手入力。愚僧のfePは一太郎ですが、システムが持っていない漢字は手入力で起こします。そして、スキャン忘れ。これは手の施しようが無いですね。もっとも図書館へ行けば閲覧できるのですが、電話のカメラで撮って起こせるか。(コロナが怖いと公称していますが、本当はそこまでやる気無し)
最終回のコピー
何とか、今月28日の最終293回までスキャンしました。後は寝正月に読み込みさせて修正あるのみです。これがどうしたと云えば何でも無い、著作権法灰色の作業です。しかし、日々全く無駄な日課があるというのも明日への活力は言い過ぎでも、何か遣ることがあるという意味では愚僧にとっては楽しみではありました。
本年も程よく遊んでいただきました、来年も宜しくお願いします。