河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

コロナの外れで

 昨日は降雪を見る程の寒波襲来でした。年末の慌ただしいときに検査した咽頭・口腔内視鏡の検査結果を聞きに(診に)病院へ。年末に検査を受けた懸案患者や、緊急で診てもらった患者でY先生の部屋の前は何時に無く混み合っています。加えて、コロナ対策で席間距離を広くとっていますので、廊下の隅々まで待っています。聞くとは無しに漏れてくるお話によると、膵臓癌重篤な方が多く時間がよりかかります。
 薬師寺の東塔拝観開始(3月1日から)

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 待ちながらカレンダーを繰っていますと、丁度4年前のこの時期に私は救急搬送されてY先生のもとへ。内視鏡検査専門の医院からの転送でした。多分沢山待っている外来の患者を押し分けて、緊急手術をしていただいた様に聞いています。ですので、受付が終わって1-2時間待たされても、自身も他の患者を待たせて命を助けていただいたと思うと苦言も何もありません。
  ミュシャとアメリカ展(堺アルフォンス・ミュシャ館 3月7日まで)

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 予想通り最後に呼ばれました。当初の予定ではこの日に再手術の日程を決めるはずでしたので、最後に時間をとってとの事であったのでしょう。しかし、4年前には小さすぎて残しておいた・・・今回の検査でも前回に手術したモノと比べてまだ小さいのでもう少し経過観察してもいい・・・とのこと。幾ら小さくても癌があるというのは気持ちの良いものじゃ無いのですが、ここ数ヶ月のバタバタ、そしてあと少しという所ですのでY先生のお言葉に乗る事に。しかし、先生経過観察で手遅れは無いでしょうな・・・それはありません。
 古市古墳群 鍵穴に登れるという記事も(年中無休)

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 何も無い大丈夫ですよ、と、意気揚々と帰るというモノでは無いにしろ手術が当面でも回避できたと云うのはある意味では心ウキウキですね。次回の検査では造影剤を注入してのCTスキャンの予定も入っています。ドア越しに聞こえていた「膵癌」の検査です。齢70を越えられたら、探せば何か異変があります、著変にならない様にコントロールしていきましょうと云われています。前回の手術の後も、術後は抗がん剤ですかとお聞きしたら、そんな高価な薬は偐山頭火さんにはもったいないと、変な慰めをしてくださる頼もしいY先生にもう暫くお付き合いして貰いましょう。
 上村淳之展~花鳥風月から(3月22日から6月3日)

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 最近の新聞記事より、コロナ禍でも観賞できそうな展示会等を並べてみました。それぞれにリンクを張っていますので、公開状況や約束事等にご注意の上観覧してください。食事会や旅行だけが経済でないと思います。

 元服の コロナとじこむ 雪よふれ <偐山頭火