前回は少々暗く聞こえるお話でした。決して暗いお話では無いのですが・・・。今回は芽吹くお話です。我が家は庭と真向かいにクラインガルテンがあります庭は決して「庭」などと呼べない代物ですが、一応生け垣がありそれっぽく見えるのですが、ぶどう棚や茗荷が繁茂しているという、庭もどきです。
ぶどうの芽吹き
ブドウは棚を作って日除けにもしています。河内のぶどう農家も当初はこの程度から出発したらしいですね。江戸期の掛け軸を拝見したことがありますが、庭先にぶどう棚がありました。我が家はネオマスカットという品種で、芽吹きは早いほうです。結構難しい品種だそうで、植え替えてから10年は経過しますが、たわわには未だに到達していません。今年は頑張って、孫たちに自慢したいです。
茗荷も生長してきました
昔の職場の同僚が裏山から引っこ抜いてきた・・・といただいたのが大和榛原の山中に自生していた茗荷です。20年は経過していますが、毎年梅雨明け頃から初秋まで楽しめます。大和・榛原・茗荷で万葉の歌でも出てくるのが良いのでしょうが、思いつきませんね。(8世紀の正倉院文書には食用としてのミョウガの記述があるそうです。)愚僧では「茗荷の宿」程度しか文化的な思いつきがありません。
里芋の芽
自宅向かいのクラインガルテンでは、里芋が芽を吹き出しています。この里芋は泉州出身で篤農家が種用に採っているのをいただきました。植える前に半分は食べましたが年を越しても十分美味しいですね。
ジャガイモの芽
隣の畝ではジャガイモも芽吹いています。これは、種用といて売っているのを買い求めましたが、品種を忘れました。痴呆症か茗荷の食べ過ぎですね。十分に間隔を取っていますので、収量は多いと思っています。
デラウエアの芽吹き
いわゆる種なしぶどうですが、ジベラ処理するつもりは無いので種ありのぶどうになります。愚息のお嫁さんの結婚して初めての誕生日に鉢植えを買ってプレゼントしたモノです。当時はマンション住まいでしたので、我が家で引きとり直植えしていましたがクラインガルテンのフェンスに再移植したモノです。牛糞も沢山与えているので良いぶどうになるでしょう。
クラインガルテン最前線 奥はエンドウなどで収穫中
クラインガルテンの最前線はパンジーなどの花盛りです。長期間楽しめると云うことで植えましたが、今では休憩用にと設置したベンチに腰掛けている方もおられます。しかし、たばこの吸い殻を放置されるので、禁煙お願いステッカーを貼付するつもりです。
我も嫌 花も嫌がる 紫煙かな <元喫煙家