我が家の朝食は「茶がゆ」。ここ数十年変わらないスタイルだ。
お米と水は1:10。お茶の葉っぱを袋に入れて、とろ火でゆっくりと炊きあげる。
根気が必要だ。匙で米を攪拌しながら、デンプン質を水分に溶かしてゆく。ライススープ風に仕上がれば、完成です。
お茶葉を入れるのは、茶に含まれる「タンニン」を溶かせるため。タンニンは、渋味と共に、防腐効果があるため。河内の百姓は、この水分だらけの茶がゆを田圃に持って行き、重労働で減ったお腹を満たしたという。
いわゆる、「水飲み百姓」の語源です。
今日は犬鳴山温泉伝来の「温泉水」を使った。特段美味だ。
写真:温泉茶がゆ
○温泉茶がゆを喰らって
今ダイエット 腹ばかり脹れる茶粥かな