河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

犬鳴山温泉へ行くか

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 犬鳴山温泉行にしたのは、途中にある自動車販売店に所用がそのついでにと足を伸ばしたものです。所用とは新しく購入した携電と車との接続、フリーハンド通話が出来ず窮し例のT課長さんに救援を依頼したものです。設定は直ぐに出来、いつものように昼食を共にする。

 犬鳴山温泉への道筋は毎月のように同じルートで通っていると慣れたもの。泉州も大和の道と同じで、脇に逸れると極端に狭くなるが本筋を走ると快適そのものです。ナビに逆らわないことが一番ですな。しばらく走ると阪和道をくぐる、谷筋を遡ると犬鳴山温泉に到着です。手前の共同駐車場の車がやや多いように思える。

 山乃湯の木戸をくぐると女将が寝ぼけ眼で挨拶する。午睡の邪魔をしたようだ、これで釜飯でも作ってくれと云っていたらもっと不機嫌になったことでしょう。風呂は一人占め、掛け流しの湯量が少な目に見えるので飲んでみると濃い。原料成分が同じで加える水分が少なくなると温泉が濃くなる・・・理屈です。

 何時もより濃い温泉に一時間強浸かって暇です。脱衣場を眺めていると、ここ20年以上通っているが、眺めとして変わったものと云えば「扇風機」(業務用)が設置されたこと、「椅子」が置かた事だけです。これほど代わらない温泉も珍しいです。この温泉を支える親爺も女将も変わっているが、それに負けず劣らずなのが客かも知れませんね。宿の関係者や客が変わっているが、変わらないのは宿と温泉です。駐車場の何時もより多い車は、川で水遊びをする親子連れだったようです。下の川筋から子供の騒ぐ声が響いていました。

 写真:いっつもの風呂、湯量が少なめ、扇風機、椅子

 変わらない
 千年の 流れも心も 変わらない <偐山頭火