河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「錦繍の大和路」その二

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 信貴山山門の旅館で泊まったのですが、行程の関係で毘沙門天には参詣しませんでした。いずれ近いうちにと思っています。さて、一行を法隆寺東門で下ろした私は、近くの法輪寺で秋を楽しみました。この場所が「三井地区」で柿食えば・・・と読んだ子規の名句が有名な俳句の詠まれたその場所です。三重の塔と銀杏そして常緑樹のコントラストが美しい場所です。

 さて、次なる目的地は飛鳥です。飛鳥では先ず「飛鳥坐神社」(あすかにいますじんじゃ)で、少しほほえましい光景を見ていただきました。何が?と思われた方はネットで是非検索を。ご存じの方は「すこし強烈では?」とお思いでしょうが、これも信仰です。

 定番の「石舞台」、「亀石」そして「橘寺」等々の見学が続きますが、高齢のお父さんも初めての所ばかりなので、重い足を引きずりながら丹念に見学なさっていました。

 石舞台を見学していただいている間に、私は稲淵地区の「まら石」を見物、飛鳥川を渡った対側には女性のシンボルがあるらしい。ここも、大らかかな信仰が偲ばれます。以後、飛鳥を後にして「大神神社」の参拝です。ご案内している方々は伊勢神宮の氏子ですので、あまり大きな感動もないでしょうが、いわゆる奈良の定番としてのご案内としました。

 さて、一行とは大和八木でお別れして我が家に戻りましたが、最後の仕事が残っています。奈良の鹿せんべいをお留守番してくれたミミに与えます。糠とメリケン粉の味のないせんべいですが、写真のように喜んで食べます。

 写真:法輪寺飛鳥坐神社、まら石、鹿せんべいとミミ

 法輪寺にて
 ○柿もなく 鐘の音もなく 三井の寺