河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

九州行乞の旅「日奈久温泉を行く」

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 山頭火日奈久温泉でも行乞と拝湯の足跡を残している。日奈久温泉は、肥後細川藩の藩営温泉として開湯600年の歴史という。町の雰囲気から見ても古から栄えた温泉町であることは分かる。特に老舗旅館「金波楼」の設など素晴らしい。今回拝湯を願い出たが、午後3時半からということで叶えられなかったが。

 しかし、「ばんぺい湯」という共同浴場で、充分日奈久の湯が楽しめました。単純泉でクセが無く、飲泉も出来るとあってペットボトル詰めも売店で売られている。勿論求めた。

 句を書いた板切れは金波楼の壁であります。また、薩摩街道から温泉街への入口には例によって少しとぼけた様子の山頭火が建っておられる。観光用の客寄せといってしまえばそれまでだが、町にも受け入れる要素があるのだろう。

 山鹿から日奈久の間も激しい雨が降り続いていました。途中「田原坂古戦場」という標識を発見して訪れました。西南の役最大の決戦場で、西郷軍の敗退を決した所であります。あまりの降雨に車から降りることが出来ず、車中より標識のみ拝むことに。薩摩軍、官軍それぞれ別々に祀られていた。

 写真:日奈久温泉街入口にて、ばんぺい湯、金波楼にて、田原坂

 ○日奈久にて
 西郷どんは戦を 我は托鉢を