ここも他の犬鳴山温泉旅館のご多分に漏れず「山乃湯」からの配湯だとご紹介してきましたが、最近源泉を掘り当ててやや温泉濃度が濃くなったよとの伝聞を耳にして、それの確認を口実に出かけて参りました。やや負傷も治りかけてきたことでありますので、足慣らしとでも言いましょうか。
さて、お湯は従業員にお訊きしても「配湯」は無くなり、自家泉源のみとなったとのことであります。特に地階の露天の湯はツルヌルが濃くなった気がします。しかし、かけ流すほどの湯量ではなく、循環利用されているのが見て取れます。それでも、昔と比べると雲泥の差ですが。
今回は愚妻の息抜きの続きでもありますので、部屋食を頂きます。ここ不動口館の良いところは、11時から午後3時までお部屋でくつろげるところ。2時までと言う旅館が多いのですが、それでは食事を取って二回目の風呂に入ると慌ただしく出なくてはなりません。3時と言ってもぎりぎりまでいるわけではないので、この心づくしはありがたい。
ゆっくりと午睡をとって、再入湯してツルヌルの確認をして参りました。お部屋で食事を取って、一人5千円と言う設定は良く努力されていると評価できます。泊まりなら平日でこの倍程度と聞きました。
写真:露天風呂、やや塩素がにおう内湯、珍しく料理の写真、1階がないEV、正面
住所:泉佐野市大木7番地
電話:072-459-7326
交通:JR「日根野」南海「泉佐野」より犬鳴山行きバス30分、阪和道「上の郷」IC15分(標識有り)