しかも、そのような温泉が高速道路のICから10分。露天風呂の横にはその高速道路が走っているというロケーションにも感動させられます。秘湯といえば、道無き道を分け入って、山頭火のような心境でいで立つものが多いのですが、ここ花山に関しては「カップヌードル」のように入ることが出来る温泉です。
以前は平日はお年寄り天国だったのですが、市の無料パスが無くなったのでしょうか、意外にもがらがら。そのせいか、三階の無料休息場からもカラオケの嬌声が伝わってきません。私としては良いことなんですが、企業としてはしんどい一面ですね。
そのせいか、食堂の規模も縮小されていましたので、あてにしていた和歌山の魚も魚影が薄かったようです。すばらしい温泉という資産があるのですから、それをキーとした経営を立て直されることでしょう。今後が楽しみです。
写真:玄関、温泉移送パイプ左下から右上へガスで押し上げられています、露天と隣り合う高速道路