昨年義士祭の帰りに立ち寄った、龍野と塩田温泉に再行してきました。先ずは、桜の咲いた跡でも龍野城祉に探すつもりでしたが、なんと桜祭りの真っ最中という素晴らしタイミングでありました。
そこで、温泉行の前に龍野の桜を中心にご案内しましょう。龍野は「夕焼け小焼けの赤とんぼ・・・」に代表される三木露風の故郷です。三木露風の歌碑が建つ龍野城址の一角に立って、口ずさむと歌詞が本当の情景として浮かび上がって来ます。
その歌碑のある辺りは、通行規制されていて近づけませんが、何とか城郭の下までは車でたどり着けます。車を降りて急な坂道を上がり城内に入りますとますと、満開が少し前に過ぎたばかりの状態で、枝には九分ほどの桜と地面は花びらの絨毯で覆われています。お城の一角で、持参した手弁当を頂きました。花びらが海苔に張り付き、桜握りの出来上がりです。
城下には、醤油屋さんが立ち並んでいます。ヒガシマルに代表される、龍野醤油は和歌山の醤油と並んで、江戸では「下るもの」として重宝されてきました。さて、そろそろ、塩田温泉へ向かいます。塩田温泉は赤穂の塩田(えんでん)と関連されて予断が入りそうですが、塩田とは全く関係がないのですが、DNAでは?壓がっています。さて?
写真:龍野城内の桜、しだれ桜も満開、龍野醤油老舗工場と桜(寅さんシリーズでも登場)、どこから見た桜でしょうか、塩田温泉への途中夢前川の桜堤
龍野城址にて
○寅さんも花(さくら)追ってきた龍野まで (寅さんシリーズ「夕焼け小焼け」)