昨日は、毎月の恒例行事「四天王寺槇」参詣としました。時候は桜満開でしたので、山内の桜巡りといたします。四天王寺へは河内からだと上町台地を登ることになります。そして、たどり着いて東門をくぐるとやや左手に見えるのが「亀遊嶋弁財天」です。
お寺によると「亀遊嶋辯才天は、池の中央に島があり、辯才天を祀るお堂があります。この姿が、池に遊ぶ亀の甲に似ていることから名付けられたのでしょう。」とのことですが、鳥瞰することも出来ないので想像だけに。
次に、北の引導の鐘です。六時礼讃堂と亀の池を挟んで南にあります。引導の鐘の東にある池では「桜・亀・鯉」が優雅に春を舞っていました。アングルに凝るともう少し良いショットが撮れたかも・・・と売店の槇屋さんへ。女将は「急に暑くなって・・・と」ぼやきますが、又晩秋には「寒くてたまらん・・・」とぼやくでしょうと言うと笑っていました。
その横にはしだれ桜が、桜の向こうは中心伽藍で、西重門がかすかに見えます。四天王寺は日本初の官寺で593年に聖徳太子が建立されたと言います。由来故宗派は無く「和宗」と名乗っています。
写真:亀遊島弁財天、北の引導の鐘、鐘畔池のスケッチ、しだれ桜