河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

吉備「下湯原温泉ひまわり 蕎麦が安くて美味い」

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 湯の瀬温泉から次なる目標は郷緑温泉です。自然石の割れ目から湧出する単純温泉ですが、その自然石が湯おけになっているというワイルドな温泉です。高速を使うと、簡単に到着出来るのですが、ゆったりと旅を楽しもうという考えから、一般道を指定しました。これがとんだことになろうとも知らずに。

 結論から申しますと、常識的な国道をそれて伯耆街道という峠越えの道を走ったようです。車一台がすれすれ、SUVというタイプの車の宣伝の舞台のような道でありました。それも、高速道路を遙か下に眺めてです。

 山頭火が大山にも行乞していますので、別名大山道とも呼ばれるこの道を歩いたかも知れないと思いを巡らせつつ。現代の行乞はエンジン付の車で軟弱に歩いたものの、神経をすり減らしました。やっとの思いで山を越えて郷緑温泉にたどり着きましたが、つい先ほどアベックが入りましたとショッキングな事態に。ここは、構造故浴室は一つ、先客が同姓ならもらい湯が出来るのですが、ミックスでは無理。

 そこで、宿のおばさんに下湯原ひまわりの湯を推薦されました。一番近いのは茅森温泉です。河川敷に作られた無料の源泉風呂ですが、取り付き道が狭いので今回使用の車では無理です。ひまわりの湯は公設のようで、市民は半額と書かれています。当然河内人ですので420円を支払って入湯。露天のみの豪快な公衆浴場です。あと、少し眺めがよければ120点満点。満点と言えば併設の食堂の蕎麦が美味かったこと。ざる二枚で880円も格安です。ひまわりの湯と蕎麦はセットで、脳裏に刻んでおくことにします。

 写真:ひまわりの湯、何故かペット湯(この項を推敲中にこの写真を思い出し。ミミを入浴させました)、入浴中のミミ、伯耆街道地図

 ひまわりの湯
 アベックに 見捨てられても 救われる <fake botanist>


 直近の郷緑温泉訪問
 http://blogs.yahoo.co.jp/gourmet_1212/46033611.html

 茅森温泉
 http://blogs.yahoo.co.jp/gourmet_1212/46052347.html