河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

肥後熊本「山鹿温泉への旅 雪中を河内へ」

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 いよいよ九州を後にして河内を目指しますが、一足飛びにはちと距離がありすぎますので、一旦広島県庄原で中休みとしていました。本来でしたら更に、岡山県和気でも一泊の予定でしたが、これから綴ります理由でこれは取り消しとしました。

 本州に入り、山口県カルスト台地MTBで一走りする予定でしたが、写真でご覧の通り雪です。二輪走行のバイクの雪は経験が無く、自信もありませんのでパスすることにしました。高原の見晴台で車窓見物です。そうしている内に雪が益々降り続いてきましたので、ICで尋ねると、目的地の庄原までは中国縦貫道路は冬タイヤ規制が出ているとのこと。しからばどうすれば良いかと問うと、山陽道で迂回するしか無いとのことです。

 山陽道へ出てみると、写真は宮島SAですが快晴です。少しの差ですが、大陸からの寒気は、中国山脈に雪を降らせているという気象の勉強をしているようでありました。さて、尾道で高速を後にして山に駆け上がります。一般道を走り三次市を通過してやっとたどり着いたのが、かんぽの宿庄原です。ご覧の通りまた雪が降っていました。

 このかんぽの宿庄原は、やけに活気があってサービス意欲もあふれています。帰り際ですが、フロントで伺ったら施設運営を民間企業が業務受託しているとのことです。この形態は全国で三カ所しか無いそうですが、職員もお若く地元の職場で働けるという点で皆喜んでいるとのことでした。それが、客にも通じるのですね。頑張ってくださいとお声かけしましたら、「常連になってください」と返ってきました。

 この気象条件では、帰れるうちに帰ろうという防衛本能が働き、岡山県和気の旅館に理由を説明してキャンセルし、翌日一気に河内に帰った次第です。今回の冬タイヤ規制に懲りまして、早速冬用タイヤを購入したことを申し添えて今回の旅日記の〆といたします。長々とおつきあいくださった皆様に心より感謝申し上げます。

 写真:カルスト台地、宮島saより宮島を望む、かんぽの宿庄原にて