河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

有田郡広川町「滝原温泉 ほたるの湯」

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 帰路でも一つくらい新発見の温泉を・・・と本をめくっていると見つかったのが表題の滝原温泉というところ。阪和道の広川ICから広川ダムを目指して少し手前にあります。広川ダム建設の関連で湯が発見されて近隣に配湯していたが、本格的にと再び掘削した所19.4度の温泉が見つかり再三セクター方式で建設された。とその本にあります。滝原とはどうやら字名らしい。セカンドネームが「ほたるの湯」と名前の二本立て。夏には蛍が見られるそうで、セカンドネームの登場となっているらしい。

 セカンドネームは、私は余り好みません。あれこれ表現したいのだが、本来伝えたい部分が薄れて見える傾向にあります。***温泉???の湯という温泉表示であります。

 さて、ぼやきはこの辺で終わりましょう。滝原温泉は背景が奥深い山で、いかにも森林浴をしながらとも思える、露天風呂は素晴らしい。この露天風呂にジャグジーまでつけてあるのは、サービス過剰です。少し堀が深い露天故、気泡と一緒に塩素が浮き上がって鼻が曲がります。加えて、小鳥や山の木等自然のさえずりも泡の音にかき消されてしまう。

 食堂、貸し切り室そして宿泊にも対応しているので、夏の蛍狩りにはもってこいでしょう。温泉スタンドもあったが、500MLボトルに20リットルも注ぐのが惜しくて止めました。小市民丸出しですな。次回からは20Lタンク持参としましょう。

 写真:施設と借景風景

 滝原温泉にて
 山深く 風呂深く わき上がる湯 心地良き  <偐山頭火

 データ
 和歌山県有田郡広川町大字下津木1539番地 0737-67-2641 第二木休