河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

京丹後「木津温泉 帰路但馬山中にて幻のそば生産製造農家を発見」

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 さて、ゑびすやでも温泉水を例の折りたたみタンクに積み込んでいただく。これは、毎朝のおかゆを煮て頂くつもりだが、温泉水を使用する時は茶粥にせずに、温泉の香りを主に頂くことにします。

 京都府兵庫県の境目にある「たんたんトンネル」を越えると、たんたん温泉です。ここは朝11時のスタートですので、宿を出る時間を調節します。更に、近くの海産物屋で干し魚と紅ズワイガニを求めます。どれも、帰宅したらお褒めに頂いた。先の蒲鉾で懲りたので、魚屋の女将にあれこれ質問したのがヨカッタ。

タンタン温泉ではこの日の一番でした。で、写真は取り放題ですが、ここは周りの風景を取り込んだ露天の借景が最高です。杉や桧の花粉が舞っていようが、露天に限ります。単純泉で肌に優しく湯上がりもさっぱりしている。一番好みの泉質です。

 風呂から上がるとちょうど昼時です。何時もの馴染みのそば屋に向かったが、ふと「赤花地区」の表示が目に入りました。同地区では上質の蕎麦が生産されていると聞いていましたが、少しルートからそれること、他にも出石などに名店があることからおろそかになっていました。本日は、時間もあるので店探しに挑戦です。結論から申し上げますと「そば店」はありません。店らしい建物がありましたが、団体の予約専用の様子。唯一あった農村体験民宿という所でそばを所望したい旨申し上げますと、昨夜の客の残りなら用意できるとのことでした。

 で、そのそばの味でありますが「絶品」の言葉以外当てはまるものない。大げさだが「幻のそば」です。赤花地区で採れる蕎麦は粘度が高く、つなぎなしでそばがまとまるという。女将曰く、私では打てないので、亭主が来客の時間を考えて打つ、次回来られる時は電話にて予約をくれると、「挽きたて、打ちたて、湯がきたて」が食せるとのこと。赤花地区の農村体験民宿八平さんなら加えること「自家栽培蕎麦」の「三たて」です。

 写真:タンタン温泉二題、農村体験民宿八平、同周辺の風景も

 幻のそば発見
 三たてに 自家栽培の とどめまで    <偐山頭火