河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

恋の道行きで発見「豪農の暮らしを垣間見られる中家住居(安堵町)」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 前記の在原寺を目指して進んでいましたら、「中家住居」という看板を発見しました。随分前にテレビの番組で、「大和の豪農の暮らしを伝える住居」と言う放送をしていた住居だというのは、看板を数メートル通過してから思い出しました。時間もたっぷりあるので、少し立ち寄ることにしました。

 戦国時代からの土豪の内、関ヶ原の戦いで負け方に付いた多くは、以後生き方を切り替えた方が多いと聞きます。元職場の地域に住まわれるN家も同様で、刀を置き商人の道に進まれました。江戸、明治そして昭和の動乱と農地体制の変化に上手く立ち向かわれて、先祖からの財を今も守られています。元々、リーダーシップと計略に長けた血筋なので、営農や商業で才能を発揮されたのでしょう。

 この中家も町の紹介ページにあるような、幾多の戦乱や混乱の時代を生き抜かれてきたのでしょう。凛とした建物を拝見しているだけで、家訓や住まいされている方の様子が、伝わってきます。

 それにしても、なんとも立派な住まいでしょう。失礼な言い回しですが、友人のハウスメーカーの元重役に評価してもらいたいものです。多分評価不能と言うでしょう。これからも、どうか伝えていって頂きたいと願いつつ、先を目指しました。

 写真:正面から大凡全体を望む、玄関、脇の堀割、堀割の所有を示す注意表示(公共物と勘違いしますよね)