河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

八尾奈良街道沿い「大聖将軍寺 いわゆる下の太子」

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 先月来、元職の関係先でお世話するというかお世話になっていて、月に数回行き来しております。二年ぶりの仕事(?)ですが、定時というものがないので気ままに通っています。先日の行き帰りに、八尾市内の奈良街道沿いで表題の将軍寺の山門が見えましたので、懐かしさのあまり、立ち寄ってきました。

 大聖将軍寺に関しましては、種々書き物がありますので省略します。この寺の先代住職とは、Y新聞のH記者を通じての飲み仲間でした。豪快な飲みっぷりは、今東光に暴かれなくて良かったと思うくらいです。時に、山門から閉め出されて、袈裟を着て土塀を登る様子は、むしろ可愛いと思いました。よくかわいがって頂きましたが、今はこの何処かに眠っておられることでしょう。

 大変な歴史を誇るお寺にしては、お考えは近代的です。バックのタワーマンションの脇に見える本堂(金色の鴟尾)は、約40年も前に鉄筋コンクリート造りに建て替えられています。超近代的なタワーマンションの、遙か先を走っておられたことになり、今では町の風景に非常にマッチしています。

 ここから街道を西に数キロ進めば、四天王寺。東へ生駒山系を越えれば斑鳩法隆寺。その中間点辺りの河内を、太子の支配下に置くには持って来いの棋譜ですね。将軍寺の少し北東のJR八尾駅付近には、物部守屋が打たれたという渋川という場所があり、歴史博物館のような一角です。

 写真:山門前と碑、山内と本堂の置くにタワーマンションを遠望、守屋首洗池(山門脇、枯れていました)、守屋の墓(東脇道沿い)、太子と四天王由来

 将軍寺にて
 T坊と 夜の巷で 飲(守)屋討つ   <偽聖徳太子