河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

山陰の旅「三朝から七釜そして城之崎経由木津を目指して」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

 三朝での旅の思い出をまた一枚書き加えて、次は丹後木津を目指しますが、道中には美味しそうな蕎麦と温泉が並んでいて、おいでお出でと微笑みかけてくれます。では、お言葉に甘えまして手始めは七釜温泉としましょう。

 ここ七釜温泉は地元湯が10年ほど前に改装されて、写真のような立派な温浴施設になっています。この施設の素晴らしい所は、食事部門が無いところ。風紀も乱れる元だし、賄いを維持するにも管理コストなど考えると採算性は低くなりますので、敢えて設置していないというのは見識です。

 で、我々のような者は、昼時を狙って訪問しますと、午前の部の地元の方は帰った後、午後の部との引き継ぎ時間帯は空いているという塩梅です。この日は、「七」のつく日でしたので、ポイントが午前中なら3ポイント付きます、これも嬉しい。今回の旅では、唯一濃厚な金色の湯です。非常に温まります。

 昼食は先に書きましたように、「てっぺん」で済ませますが、ここも口コミか非常に混んでいます。てっぺんから峠を下り、村岡からナビの言いつけ通り、県道や地元道をくねくね走りますと円山川へ出ました。さすがナビですね。川沿いに数キロ走ると、城之崎温泉です。駅を躱して大硲川を遡ろうとしますが、この当たりで見える「ブルー城之崎」という旅館の看板が書き換えられています。見慣れた景色が見えないのは悲しいことです。

 城之崎には沢山の外湯がありますが、温泉の湯は組合で配湯しておりますので、基本的にはどこで入っても同じ湯です。外観の設えや入り客による塩素濃度の違いが、違いと言えば違いです。まあ、これとて仕方が無いこと。私は、露天風呂と駐車場がある「鴻の湯」がお気に入り。温泉街の一番奥、ロープウエイの起点のまだ先です。観光客も殆ど来られないようで、地元のおじさんに混じります。

 ここ城之崎から丹後木津温泉までは、美しい海岸線を走ります。小天橋と呼ばれる、砂州を走り梨園が見えてきたら、もう木津温泉です。

 写真:七釜温泉、ポイントカード(3ポイント獲得)、鴻の湯、入浴券

 七釜温泉にて
 五右衛門も この程度なら 極楽に  <偽山頭火