河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

奈良生駒市「音の花温泉へ行く」

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 音の花温泉の近くはうろうろしていますが、長らく入湯しておりません。この日愚妻が用事があると言って、降車したので家に帰っても・・・と学園前から足を伸ばしました。もっとも、河内に向かっては沿線上にあるようなものが音の花温泉です。

 だいすけ花子という漫才師も近くに住んでいるとかで、色紙のようなものが置いてありましたが、男湯は良いが、花子さんのような喋りがご一緒では女湯が大変でしょう。が、意外に私人に帰ると無口だったりして。その辺のことを伺うのを忘れましたが、どうでも良いことですね。

 さて、ここの湯は週に一度入れ替えると書きました。それが知れ渡ってきたのかこの日は入れ替え間近で、お客さんはまばらでした。もっとも、正午過ぎですので、食事をここで取る人以外は帰ったか、これから来られるかでしょうが。おかげで、ゆっくり出来ました。

 巨岩が真ん中に置いてある露天風呂からは、矢田丘陵が見渡せます。この丘陵には暗越奈良街道追分本陣村井家があって今に雰囲気を伝えています。

 万葉の時代からの街道脇にあるこの温泉、もしも往時にあったらどの様な旅人が使われただろうかと想像すると非常に楽しいですね。

 写真:音の花温泉、奈良街道暗越銘版(大阪市今里筋と旧街道が交差するあたりのビル壁面)


 音の花温泉
 旅人の 足の音ひびく 暗湯(くらがりゆ)  <偐山頭火