河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「ビワの葉茶を作る」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 夏場は桑の葉茶を愛飲しておりましたが、暦では秋に入りビワの葉が充分に生長しましたので、ビワ茶として楽しんでおります。あれこれ講釈があるようですが、私の場合は一番の効用は暇つぶしであります。

 ビワの木は我が家の息子が幼少の頃、おやつとして食べたビワの種を庭の片隅に植えたもの。両者とも成長しました。植えた本人は自立して家におりません。ビワの木は枝の隣家への侵入や手入れが出来ないので切る、と言う方針に不在持ち主が断固反対しますので、適当に枝を払ってゴミとして処理しておりました。

 ものの本によりますと、ビワの葉もお茶になると言うことを知り。そこで、本年から葉っぱを収穫してお茶として利用することとしました。お茶が出来て、枝のお隣への侵入も防げます。

 製造工程を少し説明しますと。ビワの葉を一枚一枚採りまして、水で洗います。毛のような部分も洗い流した方が良いようですが、一枚一枚丁寧にとはいきませんので、適当です。これを天日干しした後細かく切って粉砕器にかけます。茶袋に入れて煮だししますが、ある人に言わせると煮出した後、葉を入れたままで一昼夜ほど置いてから飲むと良いとのこと。大切な味の部分ですが、さっぱりして飲みやすい。との評判です、私もそう思います。

 写真:収穫後の庭のビワの木、乾燥中、粉砕後の状態と煮出したお茶です

ビワを植えて三〇有余年
 種を植え 木(ビワ)も育って 童(こ)もそだつ   <偐山頭火