結婚を控えて住まいを移るという息子に、運搬車(ファンカーゴ)を貸せと言われて届けた帰り、MTB行で表題のルートで遊びました。勿論、自宅まで走りましたが、天神さん以降は省略です。
息子の住むマンションは、梅新のアメリカ領事館の並びです。万年警備が引かれている、特殊な場所で治安に関しては万全ですが、少しの駐車も監視の目が気に掛かる所です。そのマンションの脇の通りが老松通りです。書画や骨董店が並んでいるのは、天神さんへの通い道だからでしょうか。
数キロで天神さんの大鳥居が見えてきます。天神さんの脇には「ガラス業発祥の地」という碑が建っています。なんでも、大川の水路を利用した工業が明治期勃興しその一つであったようです。天神さんの正面を過ぎた右の料亭の前には「川端康成生誕之地」という碑もあります。随分良い環境でお生まれになったようです。
天神さんの裏手に回りますと、繁昌亭という寄席が有ります。この辺りには昔は沢山の小屋があったようで、その再興にと近年建てられたものです。そして、その脇にはすべらんうどんの旗看板もありました。受験生や落語家にとっては、すべらないという気持ちは分かりますが、喉ごしが悪そうなうどんですね。試食には至らず河内を目指すこととしました。
写真:老松通り、途中の小公園、大鳥居、ガラス業発祥の碑、天神さん正面、川端康成生誕の碑、繁昌亭、すべらんうどん
受験生
すべり止め うどん食ったら 引っかかり <偐山頭火>