旧知の知人でありますA新聞社元記者との旅は、永い付き合いを通して初めてであります。もっとも、彼は長らく地方の放送局で役員を務めていた関係で、再び相対して出会いだしたのは、職を辞されてからのことです。
先日飲んでいた時、、ドライブに連れて行け・・・とのお言葉に、共に縁がある岡山としたのは自然な流れ。彼は古里、私は愚妻の両親が眠る地であります。
吉備風土記の丘は、国分寺、国分尼寺そして作山古墳を始め日本で四番目とか云った古墳が点在している丘陵を指します。その中心に、お世話になったサンロード吉備路という国民宿舎があります。国民宿舎というと、少々オールドタイマーな施設を思い浮かべますが、ここは少しモダンで、お洒落な建物。その中に、コンベンションホール、道の駅、ベーカリー喫茶と宿舎。
宿舎には温泉が湧いていて、「吉備路温泉」ととってつけたような名です。これも、近隣の住民にとっては、畑仕事等の疲れた体を癒やすオアシスのようなもの。実際夕刻からは地元の利用が増えます。
我々も風土記の丘巡で疲れた体を癒やしてくれたのも、この吉備路温泉。地元の食材と地酒で昔話が盛り上がったのは報告するまでもありません。
吉備路にて
友と行く 吉備路の丘に 影長く 語る目先に 桃花微笑む <偐吉備大王>
友と行く 吉備路の丘に 影長く 語る目先に 桃花微笑む <偐吉備大王>