河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

奥の横道一筆書きの旅「最上屋旅館を起点に遊ぶ」

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 最上旅館を起点とした二日目は蔵王を目指した。曇り空故旅館の亭主からは「無理だろう」との言葉を背中に受けて出発した。高度を取るに従って、雨が激しくなる。そしてその雨雲を抜けると薄明かりも見えてきたので、期待してしまうのが、ど素人か。

 山頂までは、特別料金を支払うとお釜が真下に見える位置まで行けるとのこと。当然、幾ばくか支払って更に走る。が、身の回りには雲は無くとも、足の下には雲がある。と、云うことで写真のように、お釜は見えない。お釜が見えると云う方向と看板を写真に収める。

 ここで雑感を二題。
 最上旅館では食事を「膳」出しされます。私の場合は三の膳まで用意されています。足を組んで座ることに難があるので、膳の前に小さな椅子を出して食べる。今ひとつは、膳を食台の上に並べる。と。思案されていました。そこで、膳の食事を食卓に並べてはどうかと提案して、問題が解決した。膳で出すのがおもてなしという、素朴な風土に感動する。

 自動車の燃費の記録。高速とワインディングロードの組み合わせでありますが、15.7キロという新記録がでた。85-90キロ程度の走行が一番燃費に繋がっているようだ。110キロ走行時とは2割違うので、今後はこれに徹する。

 写真:残雪の蔵王ハイライン、お釜が覗けるという位置から、膳の食事を食卓に並べた、何も乗っていない膳、燃費メーター

 蔵王にて
 雲の上 出たら足元 雲だらけ  <偐山頭火