昨日予定しておりました、「読書会花見」は予想通り、雨中での鼻見となりましたが、それでも関東組始め8人の仲間が集まる良い集いとなりました。予定通りだと、近くの花園公園、ラグビーで有名なあの花園一角にある公園での花見と歌垣の予定でした。
場所は何時も読書会を開催させて頂いている、智麻呂邸のホールに移して、花見会場で食べる予定であった「弁当」を頂きます。私は、小阪のフランクスというサンドイッチ屋さんで購入したものを持参。箱弁であったり、巻寿司であったり、開催時の女性陣の負担を取り除こうという意図は達成されたようです。
数人の短歌を、作者自身が紹介して解説・・・という多少は読書会らしい事も。他の了解が得られていませんので拙作をいくつか紹介。
桂米朝を偲んで
米朝が 近日来演 今叶う 冥道筋の 角座にて
春の歌垣
春の花 梅桃桜 色重ね 後何幕が 見られるやかな
地獄八景亡者の戯れで、米朝は冥土一のストリートを「冥道筋」。近くの小屋に掛かる看板に「桂米朝」と、あの噺家まだ生きてるのと違いますか、「いや近日来演」と。二つ目は解説するまでも無いでしょう。
最後に智麻呂夫人の心づくしのたこ焼きパーティに。自称名人の不器用なおっさん達が作る物だから、もんじゃ焼玉風でしたが、美味しく頂きました。次回は六月、梅雨入り前にI氏による発表と決まりお開きに。
写真:高架化された東花園駅と生駒山
花見
雨の花 生駒の峯に 描かれる