河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

紀伊半島の旅「世界遺産と温泉を線で繋ぐ その3」

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 いよいよフィニッシュです。田辺のかんぽの宿を後にして、高野山めがけて半島を切り抜いて走ります。前回は和歌山市内で昼餉をいただいたが、今回は「ゴマ豆腐」と「高野槙」を購入するというミッションを与えられているため、半島をショートカットする結果になりますが、これが結構厳しいルートです。

 南部から国道421、371号で高野山へ。高野山から橋本経由藤井寺ICで我が家近くまで。南部から橋本までがタイトな道ですが、しっかり走ってきました。途中、龍神温泉では立ち寄り湯に、此処は休みだと千人くらいは来ると云いますが、この日は無人というか私一人でした。

 龍神温泉には随分前に訪れたことがある。その時に利用したのが「上御殿」今回は記念写真に収めました。紀州の殿様が保養所として造ったそうで殿が上御殿、僕は下御殿に泊まるという。但し、殿様が来られた記録は無いと云うことを何処かで聞きました。

 護摩檀山付近では、山も紅葉しかけていますがまだまだ未熟、来月に入らねば楽しめないでしょう。沿道の段々畑とススキ等をスローで楽しみながら高野山へ。開山何百年かという諸行事で賑やかな山内を、胡麻豆腐「濱田屋」を探して彷徨う。暫く来ないうちに店の構えが代わり、訪ね訪ねて探し当てた。

 自宅への土産、子ども達への発送分を纏めて注文して、高野山を駆け下りました。槇は購入しなくてもいい・・・と云う指令が来ていたため。

 12日に始まった伊勢訪問から、最終高野山での「胡麻豆腐」購入までの段、長きにお付き合い頂き誠にありがとうございました。これにて、今回の旅の筆を置き、日常生活へ復帰して参りたいと思います。

 写真:山里の風景、スカイライン看板、龍神温泉日帰り二題と上御殿、胡麻豆腐

 高野山
 奥院まで 馬車乗りまへん 今は無き  <偐山頭火