河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「高速を走る人 世界遺産の陣惜敗か」

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 暦が「葉月」となり、自分で出歩く範囲を広げようと先祖のお墓参りに。先ずは今も付き合いが続く叔母が多い南河内を訪問しました。高速で軽く10分と見込んで出発したのだが、松原IC付近でトラックとセダン三台が絡む事故で、入口から大渋滞。料金所で聞くと、そこへ人間も闖入しているとか。

 渋滞をゾロゾロ走っていると、後ろから追い越す人間が。これが闖入者か、車の窓を叩いてなにやら話したり、怒ったり。人間関係を構築するのが苦手な私は、窓ロック。勿論撮影禁止です。暫くして、どなたかの車に乗り込んだ様子、手にはスマホは持っていなかったです。訳の分からない騒動を見物しているうちに、藤井寺ICへ一時間以上かかっています。

 盆と暮れには挨拶に訪れている羽曳野市誉田の叔母宅にお供えを。大変喜んでくれました、これから午後のディサービスに行くとか早々に暇を。ご自宅は応神天皇陵の墳丘から数メートルの位置です。御陵が出来た頃はその用地内にあった場所とは容易に想像が付きます。次は、松原市津堂の叔母宅へ。ここは津堂山古墳に近いが、用地からは外れている。しかし、地区の会館は古墳の堀脇に建つ。ここでも大歓迎を受け、土産にジャガイモなどの野菜を沢山頂く。集荷に来たようなのですな。

 さて、応神陵を含む「百舌鳥・古市古墳群を世界文化遺産に」という運動ですが、今年もユネスコへの候補についての推薦は見送られることとなりました。諸条件が揃わなかったと云うことらしいです。大きな問題、小さなポイント等があるのでしょうか。叔母の家に向かう時立ち寄った、写真のテニスコートなどもその一つでしょう。テニスコートは処分しやすいが、その奥の墳丘との間には民家が並んでいます。課題が多いようですね。永遠に登録を目指して・・・環境整備を進めるという遺跡保存手法もありかな。

 写真:応神陵とテニスコート、応神陵と誉田八幡宮津堂山古墳銀輪行、お供え<土産

 世界遺産へ向けて
 鍵穴の 様な形の 陵の 世界遺産への 鍵見つからず  <偐山頭火