河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

泉州犬鳴山温泉「山乃湯」行と堺の家原寺他をめぐる

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 温泉行と云っても要は掃除機の邪魔になるので、排除の自己律が働き手短な家出の様なものです。ここ数回、犬鳴山の「不動口館」に家人同伴で訪れていますが、一人だとやはり山乃湯ですね。知人が数日前に山乃湯の場所が分からないと、現場から電話があり地理案内した事も、動機にはなっています。

 「一瞬空に浮かんだような崖を下りたら、そこが山乃湯」と案内しましたら、翌日お礼の電話があり「説明通りでした」と述べられていました。お湯は相変わらず源泉が満たされています。おかげで私の心も満たされます。お腹を満たすのは「名物(?)釜飯」としました。食べ物は持ち込む事もできますが、コンビニ弁当なら釜飯も同じ事です。

 十二分に温泉を楽しんでも時間はもてあまします。時間つぶしにお寺参りと表現したら罰が当たりそうですが、以前から気になっていました「家原寺」へ北に走ります。ナビはやたら高速を指示しますが、堺市内までは国道でも約1時間です。行基が建立した家原寺は、受験に御利益のある文殊菩薩をおまつりします。菅原道真さんとどちらが古いのかなと、浅はかな知恵を絞ります。

 ここまで来たらと、同様に行基が作ったという土塔(どとう)へも向かいます。お寺の塔の原点と云われる土塔ですが、同じ様なもので奈良市にあるのは頭塔(ずとう)です。堺の土塔は周辺も綺麗に整備されています。どちらも偐家持氏とバイクで来た事を思い出します。自転車だと考慮した事も無かった、駐車場所に難儀したお寺参りでした。と、云っても考え過ぎで解は簡単にありましたが。

 写真:犬鳴山山乃湯、家原寺二題、土塔二題

 家原寺
 軒下の 受験願掛け 成就する <偐山頭火>