河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「祥月命日」

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 今月は親父の祥月命日。近くに、私の姉妹も住んでいるのでお参りに来て貧相ではと、早目に槇を入れ替える事としました。暑い時期でも、槇は凛としていますが房が育つ事があり、見栄えが良くない事に。今回も既に房が付いていましたが、参るのは多分私と家族だけでしょう。

 さて、お墓の要所要所に水場があって、バケツや手桶・柄杓などが設けられています。火の気に関しても、ライターなどを配置してくれています。私はお線香は手向けないことにしていますので、あまりお世話にならないのですが、火の気の配置装置が妙に面白いのでご紹介します。

 よくよく観察しないと、こんなお墓の装置があるんだな・・・と見過ごしてしまいそうです。が、よく観察しますと「下水装置の一部」です。パイプの繋ぎ目とか、角度を付ける場合に使うコンクリート製の「会所」と云うか「桝」を利用したものです。それらしい色を塗られて、雰囲気が出ていますね。

 大工仕事が好きで何かと工夫して楽しんでいた親父、墓石の中で「なかなかやるのー」とほくそ笑んでいるかと思います。墓の帰路檀那寺の掲示板には、新しいお説教が張り出されていました。自分なりの色ですか、出せるかな。

 写真:お墓の工作、旦那寺にて