キリシタン大名として有名な「高山右近」が城主であった高槻城と町を散策してきました。テレビドラマ「真田丸」でちらほら出番があった方で、信仰に殉じて国外退去となりフィリピンで亡くなったと云う、異色の大名さんです。例によって掃除機の邪魔となり高槻城下町散策です。よろしければお付き合い下さい。
阪急高槻駅は4年間通学で通過していましたが、町中を散策するのは今回が初めてです。遙か昔、市域の北の山中にある「神峯山寺」へキャンプに行っていたのが15-6歳の頃、成人後には摂津峡温泉へも何度か足を運んでいましたが城下町は初めてでした。地名や区割りに、城下町を偲ばせるものがあります。
高山右近の時代にキリスト教へ重きをなしたため、伝統的な仏教施設が少ないとの事であります。しかし、造られた時代は別としてお寺や神社も城下には点在しますが、教会が目立つのは仕方が無いでしょう。幼稚園でも開設しているのか、幼児の元気な声が右近の祈る像の先から聞こえます。