河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「高槻城散策」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 キリシタン大名として有名な「高山右近」が城主であった高槻城と町を散策してきました。テレビドラマ「真田丸」でちらほら出番があった方で、信仰に殉じて国外退去となりフィリピンで亡くなったと云う、異色の大名さんです。例によって掃除機の邪魔となり高槻城下町散策です。よろしければお付き合い下さい。

 阪急高槻駅は4年間通学で通過していましたが、町中を散策するのは今回が初めてです。遙か昔、市域の北の山中にある「神峯山寺」へキャンプに行っていたのが15-6歳の頃、成人後には摂津峡温泉へも何度か足を運んでいましたが城下町は初めてでした。地名や区割りに、城下町を偲ばせるものがあります。

 車を置いた城跡の市営駐車場の隣では、最近報道されていた発掘調査も行われています。調査後は公共施設が出来ると。駐車場に表示があります。数世紀後の歴史学者の為に、複複合遺跡を造るようなものでしょうか。

 高山右近の時代にキリスト教へ重きをなしたため、伝統的な仏教施設が少ないとの事であります。しかし、造られた時代は別としてお寺や神社も城下には点在しますが、教会が目立つのは仕方が無いでしょう。幼稚園でも開設しているのか、幼児の元気な声が右近の祈る像の先から聞こえます。

写真:高山右近像と城跡二題、発掘現場、祈る右近(カトリック高槻教会)

 矛盾
 博愛か 生業か どうするか  <偐山頭火