一日おき程度には銀輪で出かけようと、自身への課題を決めた様な日常ですが、今朝の雨には押しとどめられました。こんな日は「晴耕雨読」ではありませんが、「関ヶ原」の続きでも読むことにしましょう。その前に・・・・。
先日の京街道往来で撮った写真等を貼り付けますので、宜しかったらご覧下さい。先ずは「東大の鹿」です。東大寺でも赤門の東大でもありません、略すると東大となる某大学の塀際には鹿が飼育されています。記憶では、併設されていた幼稚園の愛玩動物だった様に思いますが、今では元高校のキャンパスの塀沿いで飼われています。一匹になってしまったようです。
更に北へ行くと「稲田の桃」園のパンダです。これは生きていませんので、表情は何時も同じです。桃をお尻に載せて記念写真で。大昔のテレビ番組「タイムトンネル」の様な写真は、花博公園過ぎの小公園で小休止です。淀川には、堤上に「一里塚」では無いですが、距離の目安が置かれています。
毛馬の閘門は、大川と淀川の水位調節用ゲートです。大規模だとパナマ運河の様な物になります。地中海からオランダ辺り迄ヨットで昇ることが出来るそうですが、閘門の組み合わせで繋がっているのでしょうね。ここには与謝蕪村の句碑「春風や堤長うして家遠し」と代表作が刻まれています。蕪村の帰宅と云う通説とは違い、奉公先から薮入で親の待つ家に帰る少女の心内を詠んだ句といいます。老いたバイカーは初秋の川風に吹かれて、河内のキャンパスを目指して今暫くペダリングです。
写真:塀ごしの鹿、桃とパンダ、タイムトンネル風、堤の目印、句碑、奈良街道