河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

月初の墓参り「終わりなき旅」

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 月初のお墓参りです。いつもどおり花屋さんで高野槙を求めて墓所に、北風に撒かれた塵掃除などして近況報告です。毎週のように通っていますので、特段報告することも無いのですが、無事に過ごしている程度でしょうか。お彼岸で彼の地におられる方も忙しかったことでしょうから、娑婆の報告はそこそこにしましょう。

 少し遠回りして定点観測地で写真を撮り、川沿いにアップダウンで暫く休んでいた股関節と大臀筋をめざめさせましょう。稲穂もますます頭を垂れて刈り取り間近でしょうか。次回行くとさっぱりしているかも知れませんな。適当に踵を返して檀那寺へ。

 今月のお説教は日野原先生の著書から、旅立ちです。彼は超人過ぎて、比べられる方(教えられる方は)はたまった者では無いと常に思っておりました。だから彼は偉大なのかも知れませんが、人生の続きを頼むよ・・・というメッセージは多少なりとも理解出来るような。

 先に見た稲穂も、米粒が御飯になり人の栄養に。血肉となって明日への活動へと結びつき、その連鎖が連綿と繋がって過去があり、未来があると云うことでしょうか。などと、適当に解釈しました。本日の名月に器も届いている、好きなリンドウも買って帰りました。後は、月いや運のみでしょうか、運の尽きにならぬように願いましょう。

 写真:今月のお説教、明日への糧

 月
 張りかえた障子に月明かり <偐山頭火

 張りかへた障子のなかの一人 <山頭火 元句>