河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

墓参りの行き帰り

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 何時ものような日捲り行事です。月初めのお墓参りに行く道すがら檀那寺の掲示板にはいつものお説教です。流石に、自分で棺桶に入った奴は聞き及ばないが、入れずに彷徨っているのはごまんといるだろうなと思いつつ写真に納めます。洒落が効いているお説教ですな。

 墓石の高野槙は新芽が入っているので、傷みやすいと花屋が云っていたとおりでした。少々傷んだ芽の部分を取り除いて、もう暫く頑張って貰いましょう。植え込みの無い都会の墓地は灼熱地獄ですね。極楽(?)の上が灼熱とはあの世もあまり良いもんじゃ無い。冷えたビールを持ってくるのを忘れたが、次回は必ず持参しましよう。家族の様子等を報告する。

 帰路は旧集落の中にある彌榮神社へ寄り道。いつもこの期には夏越の祓の風習茅の輪が置かれているので、くぐらせていただくことにする。多分古大和川の堤防上だと思うが、この神社はその堤上の南北に立地しています。正面からお参りして社殿の裏に抜けると、堤の続きには小坂神社が建っています。何故、この様にして隣接して神社があるのか不思議に思っています。

 さて、茅の輪ですが「水無月の夏越しの祓いする人は千歳の命延というなり」とのこと。藁では無いが、茅の輪にすがり半年の息災を祈りましょうか。なんだか、神仏混合に近くなってきました、水無月も買って帰りましょうか。

 写真:お寺にて、茅の輪二題

 お参り
 水無月と 茅の輪に願い 歩き喰い <偐山頭火