今春は桜の開花時期になにやら惑わされる、という光景が見受けられます。例にょって気象異常とばかり温暖化を論じる方や、戦後植えられた桜の寿命が近づいており開花が早いとか、紛々騒がしいですね。何れにしても寅の同業者達は、早送りの桜の開花に会わせての啖呵売に忙しく立ち回っていることでしょう。
河内の桜名所は「長瀬川」「恩地川」と大規模公園が無いので、旧大和川の流域が主です。先日の菜の花被害に続いて桜が犠牲になった「加納」の公園は高圧線下敷を利用した公園です。今年の河内は、菜の花や桜が気の毒な目に会いました。布施署や河内署の銭形警部の奮起を期待したいものです。
さて、戸外に出ての花見も良いものですが、狭いながらも我が家の庭に目を移すと冬を堪え忍んだ可愛い花が咲いております。中には雪をかぶり「もうだめだ」と思っていた「わすれなぐさ」。その名の通り忘れないでと今咲き誇っています。
ブラキカムと日本で呼ばれているが、「ブラキスコメ」と呼ぶのが正しい南半球原産の花も盛んに日光浴しています。お正月にしだれ梅を観賞させてくれた木には「小梅」が実りました。「ブルベリー」も花と実を結んでいます。25年以上前に家族旅行で行った、河口湖で購入した「ラベンダー」今年も薄紫の花を咲かせました。こうして見ますと、口に入る物や香料など実用性が高いものが多いのが特徴ですな。
写真:わすれなぐさ、ブラキカム、小梅、ブルベリー、ラベンダー、それでも桜ですね(長瀬川にて)