河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

術後2年目の検診「頸椎の断面写真」

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 身体の深層部や骨の検査方法にMRI核磁気共鳴画像法)と云う断層撮影が今や一般的です。脳や血管そして腫瘍の検査と治療に役立ち、多くの人々が恩恵に与っています。

 私もその一人、約2年前に頸椎狭窄症になり転倒しました。主な病状は身体のふらつきとか、手足の痺れです。進行すると失禁や寝たきり状態になるのですが、まさか頸椎の圧迫などとは想像だにしておりませんでした。結果的には頸椎形成術片開き法と云う施術を受けました。その経過を検査していただくために昨日病院へ。検査と診断の結果は良好、また一年後に検査しましょうと云うこととなりました。

 首にメスを入れる・・・と云う手術を宣告された時には頭の中が真っ白になりました。一度はお断りして病院から帰ったのですが、かかりつけ医がこのことを聞きつけてお越し戴き、説得とは聞こえが良いのですが「脅迫」されたように施術を受けました。手術をしてくださるK医師は、かかりつけ医のよくご存じで関西では著名な専門医であるということも後押しでありました。

 その後はブログの生活録にあるとおりで、紆余曲折はあるものの何とか日々暮らせております。狭くなった頸椎を押し広げて隙間をつくり、その隙間に人工骨を埋めて固定する。その人工骨が水酸アパタイトという素材とか、診察の後少しの雑談の中でその強度のお話しに。「所で焼いたらどうなりますか」との問に「残るでしょう」。これがチタンなら少しは家族への置き土産にもなるのでしょうが・・・。

 写真:頸椎断面近影

 置き土産
 寅は皮 アパタイトのみ 我残す <偐骨>