河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

連休疲れにはシリーズ2「菖蒲湯か」

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 連休に温泉へ骨休みに行って「疲れた」という方には、逆説的な記載になりそうですが。家族サービスでハイキングや、バーベキューと云う方にとっては連休クライマックスの端午の節句に「菖蒲湯」に入られたのも、骨休みになったのでは。菖蒲湯もゆず湯と同じく温泉とは云いませんが、温浴効果の一つでしょう。

 ・・・5月上の午(うま)の日、5日に邪気を払うためショウブ(菖蒲)の根葉を刻んで湯に入れ、行水することをいう。『古今要覧稿』では「あやめの湯」とよんでいる。菖蒲には薬草としての効能があり、この湯に入れば病気にかからない、といわれていた。5月5日に入るという風習は江戸時代中期からで、それまでは別に日を決めてはいなかった。『東都歳時記』には、庶民も菖蒲湯を楽しんでいたようすが書かれている・・・と伝わっているが諸説あり特に成分の何が、何に効くと云った事は無く風情と言い伝えだけのようです。

 しかし、季節感有る行事は大きな自然の波長に身体を会わせて生きるという事でもあるように思えるのは、歳のせいでしょうか。5日には菖蒲を浮かせたお風呂で、邪気を祓いました。報道によりますと城崎温泉でも菖蒲湯のサービスがあると云います。これは、ダブル効果狙いというか二塁打狙いですな。

 自宅には、バスクリン、ソルトバスに加えて伊吹山の薬草湯や八ヶ岳の薬草湯なる「温泉出汁の素」の様な袋詰めが有り楽しんでおります。しかし、子供の日ばかりは菖蒲湯を楽しみました。老夫婦の子供の日です。

 写真:菖蒲湯、薬草湯あれこれ

 菖蒲湯
 子供らの 笑顔が見えた 湯気のなか <偐山頭火