河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

季節が変わっていた

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 久しぶりの晴れ間、時間の余裕も出来たので溜まっていた所要を片付けに生駒山麓の知人宅を訪問。バイクで小半時くらいの距離ですが、久しぶりのバイクは足に堪えます。日常のお買い物に行く以外の10キロを超えるバイク行は、先月ホテイアオイ見物に参加させて貰って以来です。秋の空気を切ると、清々しい気分になれます。

 自宅から中央環状線を越える直前に生産緑地ですか、水田が残っています。以前定点観測遊びをした水田、狭い範囲ですが微妙に高低差が付いているのが不思議です。近くの川から水を引き込む、権利順に高低差が付いているのでしょうが、今や無意味と分かっていても残されている点に歴史というか水利の力を感じます。

 それが、北の端からコンバインが入っています。今週末には処理したいのか、それとも試し狩りなのか。代官様や税務署でもないので「坪刈」でもないでしょう。家事や災害でゴタゴタしているうちに、季節は変わっていました。

 訪れた知人宅は読書会会場となっている若草ホールです。ホール館主の智麻呂氏夫妻とは大凡二ヶ月ぶりの再会です。前回の読書会から同人のO君が亡くなり、館主も気を落とされている。彼に先立つこと数年前にはH女も亡くなっており、若くして先に行くものが多いのが悲しい。しかし、ものは考えよう「先遣隊」をあの世に向かわせ「あの世若草読書会」開催を準備して貰っていると思えば、それはそれで送りがいがあるというもの。次回、14日の秋の読書会あの世版は箏曲の名手が加わり、さぞや賑やかな会になる事でしょう。

 写真:坪刈でしょうか(またまた、携電写真ですみません)

 変わり目
 お想いでの 写真から消える 友のかお <偐山頭火