夏休みのひととき、「文楽を楽しむ会」にお誘いを受けて楽しんできました。
お題は、
武者と鬼との大スペクタクル!
「増補大江山」戻り橋の段」
解説「文楽はおもしろい」
母と子の愛情ものがたり
「恋女房染分手綱」道中双六の段・重の井子別れの段」
大江山は大変大がかりな発想で造られた、いわば三次元文楽。恋女房染分手綱は、いわゆるお涙ものですが、聞いていると涙が出てきそうな悲しいお話。太夫と三味線の真横でしたので、それこそ真剣に聞かざる得なかったです。
舞台が終わると、楽屋や舞台で桐竹勘十郎さんが人形を操作させてくれたり詳しい説明などもしてくれました。如何に舞台で人形の高低差を自然に演じるかという苦労話も面白かったです。
写真:文楽劇場の舞台、桐竹さんが観客に指導
文楽劇場にて
○鯨の髭で操られる生きた人形