先月来我が家には届け物が多いです。その仕分けに少々難儀しています、と云えば先方に失礼なのですが。しかし、妻の怪我と入院手術見舞、同時進行で亡くなった母への香典等のお供え物が混在していますので、その仕分けに少々手間が掛かるということです。
援助物資です
両方共に親戚や知人には積極的には知らせていないのですが、ブログに書けばGさんのように気の利いた届け物もあります。彼の場合は突然届くと驚くだろうと、並行して連絡がありましたので大助かりです。また、慰めの文を付けた香典もあり、贈り主の意図がよく分かります。
「無地熨斗」が付いていました
で、今回は水引と熨斗が付いたお品。さて、これは何の届け物かと差出人を見ると知人です。贈り主と妻とは何度か先方のご家族を共に見舞った事はあるが、妻にお見舞いをいただく方では無い。
大昔に我が家の近くに住まわれていたので、母へのお供えかと思うが紅白は無いだろう。しかし、亡くなるまで介護等で大層難儀もした母親の旅立ち、家族にしたら「目出度い」とも思っているかもという心を見抜かれたのかな。
思案しても仕方が無いので、届け主に問い合わせる。奥さんが入院したと聞いてるので、お前は食事も満足に･･･と思い副菜のつもりで送ったとのことでした。しかし、妻は先週から自宅で一応元気に。食事に困ったことは無く、時には弁当や出前寿司、孫達と宅配ピザの大とチキン･･･と結構楽しんでいます。
妻へでも無い、母にでも無い、業者には「むじのし」と云ったと云うことらしいが私の理解の及ばない、意味不明な届物でした。弔事のあった家への贈り物には熨斗は不要という様に知識も増え、加えて時間潰しにはなりましたが。
無字熨斗に 見透かされたか 我が心 ＜偐山頭火＞
