遅れ6日に勢州から参戦したKz君の望みで何度も天下分け目の戦場になった大山崎周辺を見分に･･･。Kz君は構造物等に非常に関心が高く、昨年迄に「潜水橋」「モノレール」や「チンチン電車」等々を見学しています。対戦相手を良く知るというのは戦法の基本でしょう。
長い流れ橋を走りました
時代劇ではお馴染みの木製の流れ橋は欄干に相当する物が付いていない、渡世人やお役人様が侍姿で斬り合うというシーンで見かける橋は「上津屋橋」が本名です。木津川にかかるこの橋は、大水が出ると板床が流れに流されてしまうと云う軟弱な橋。しかし、ワイヤーで連結されているため、洪水が過ぎたら引き戻せば簡単に復元できるという、理に適った仕組みでもあります。長さ356ｍ巾3．3ｍですから一尺の巾ですね。現場に立ってみると充分刀を引き抜ける巾はありますので、チャンバラシーンも噓では無いですね。
橋の仕組み等の説明
近くの市営施設で昼食です。「橋見学者用ですか？」と従業員に聞くと、市営の体育館や風呂もあり橋目的では無いとのこと。たかが橋にと思う施設でしたので、つい聞いてしまいました。風呂があれば（再開）もう一度行ってみたいと思います。次に向かうのは石清水八幡宮です。ここは、何年か前にも偐家持氏とMTBで訪れた事があります。その時も買って帰った「走井餅」屋さんが閑そうにされていました。八幡さんもコロナには負け戦のようです。
Kz君は満悦
ケーブルカーは昨年信貴山で経験済みです。相変わらず乗り物を見ると目が違い、輝いているようです。神社の仏閣にはあまり関心が無いので、最近読んだ伝記に出ている「エジソン」記念碑を訪れました。
エジソン記念碑
電球のフュラメントに八幡の竹が一番適していたとかで、エジソンとの縁を記念碑で現しているそうです。この手の話は川向こうの大山崎側でも聞いていますので、大凡この辺りの竹が電球に一番適していたと云う事でしょうか。
飛行神社
八幡には飛行神社なる物もあります。世界初のゴム動力飛行機を飛ばした二宮忠八の自宅を改修した神社のようです。関西には泉州にも泉州航空神社があり、意外と飛行機に感心のある方が多いのでしょうか。因みに愚僧も飛行機が好きですが、それを神としようとは思いも及ばないです。
安居橋
あんごと読むそうです出来の良い橋ですね。橋という縁続きで、息抜きに一枚。八幡とはこの辺でお別れします。流れ橋、男山ケーブルカーにエジソンと何だかんだと話が混乱しかねませんので、今日は早めに愚庵にてお休みして頂くことに。明日は従弟のKy君をお迎えに摂州まで出向きます。その前にお母さんのピアノの先生にもご挨拶があるとのこと、随分ご予定が詰まっているようです。
