河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

忙しい年末だった

 その忙しさも終了したようで、今(30日午後か)らは白黒でも紅白歌合戦でも視て過ごしましょう。年末作戦のスタートは20日のインフルエンザ予防注射接種頃。久しぶりの燻製作りがスタートでした。いつも買いに行く桜本ホルモン店でバラ肉や大腸そしてミノ類を求めるます。いつもより量が少ないので女将さんは燻製と聞くがウンと堪える。来年もよろしくね・・・と暮れの挨拶になっていました。
 ソミュール液に漬けて後に乾燥中

 一緒にチーズとソーセージ類も漬けました。増量作戦ですかね。やがて干し柿が出来上がりました。半世紀以上前に両親が作っていたのを思い出しつつ作りましたが、大した失敗も無く、試食しても容量が3割ほどになった実は味が濃厚ですね。クリスマスイルミネーションの奥に、柿がつるしてあるのも日欧の文化交流でした。なお、我が家のクリスマスイルミネーションは越年します。正月飾りと兼用です。
 伊勢仕様のしめ縄 昨年の飾りです

 今年は愚女が新居を建て、引っ越しが年末となったため忙しいだろうとしめ縄は省略してもらいました。写真は昨年の分ですが、今年のしめ縄は例年の倍もすると娘は云っていましたので遠慮して良かったと思っています。しめ縄代で家具を安くしたと云われたら(笑い)嫌ですからね。新居と云えば、我が家からのピアノは無事に搬入されたとのこと。古い電子ピアノもお友達で引き取ってくれる方が現れ、思い出をゴミにしなくてすんだとのことです。
 Kz君のピアノ演奏風景

 お墓の年末掃除と仏花を整えました。我が家は通常は「槙」しか供えませんが、年末と新年用は色物も入れます。お墓も色がつくと華やいだ感じになりました。仏壇も同様にしました。仏壇回りが雑になっていましたので、線香や其の他仏具も整理しました。ついでにタンスの上に、置いてあった小物を整理すると仏間(兼賢愚の寝間)もすっきりします。読書会同人の画家I氏の画作も出てきました、夕景の矢田丘陵とコスモスの風景画です。智麻呂氏の山百合に変えて正月の玄関飾りにしました。
 夕景の矢田丘陵とコスモス 右下がり斜で露出がハイキーです

 矢田丘陵と云えば斑鳩のイチゴも買いに行きました。と云うよりお歳暮に頼んでいた代金の支払いが主です。ついでに取っておいてもらったイチゴを8パック購入。非常に大きくて甘いイチゴ「古都華」ですが、店頭に置いてある物とは色、形が違います。帰路奈良市あやめ池を経由して河内の角田にある親父の実家のお墓にも参りました。
 古都華です

 昨日愚息が志紀の丸芝で餅を受け取ってきてくれました。猫餅と小餅、猫を本日早朝から切りました。カンナのような餅切り機があったのですが、古い家を潰すときに一緒に潰されたようで、包丁で切りましたが大仕事でした。薄く切ればおかきにもなるのですが、包丁では切り裂くだけで厚み調整までは無理ですね。
 切り餅

 猫餅と小餅、イチゴ、燻製、干し柿数の子そして庭のセンリョウ等々、親の気持ちだけですが小箱に詰めて勢州へ送り出してから、摂津のNちゃんKy君と両親でお寿司で夕飯会です。それまでにお餅を沢山食べたというKy君の食い気は大変です、主に食べるのは握りの上ばかりですが。デザートにも餅を食べると聞きませんがなんとかイチゴでご勘弁願います。二人そろって役者にでもなった感じで、おとなしく着物の着付けをしていたKy君からは想像できない喰いっぷりです。

 おすまししました

 皆様の年末までのご安寧と良い年が来るようにとお祈りしつつ・・・と終わりとしていましたら、勢州伊勢の関屋からおせち「福祥」が届きました。おせちの品書きの最後に

 正月立ち 春の来たらば かくしこそ

      梅を招きつつ 楽しき終へめ    大弐紀卿

(大意:お正月に春がきたら、こうやって梅を愛でながら楽しみましょう)

 Xmas立ち 歳末忙し 春来たれ

      おせちをつつきつ 楽しいい正月  俄小弐紀卿こと山頭火