河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

東の旅「奈良田温泉から身延山」

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 安曇野で遊び、旅の主目的であります、甲府へと向かいました。時間調整のため一般道を走り八ヶ岳清里の紅葉を楽しみながら林道を走りました。ここで一カ所立ち寄り湯(パノラマの湯)でお召し替えして、いよいよ甲州へ切り込みです。

 なお、甲府での旧友との夜戦は、温泉行と関係ないので割愛させて頂きます。

 さて、その翌日は奈良田温泉へ向かいます。この道中で落語「鰍沢」で有名な鰍沢を通過します。いかにもあの落語の舞台にふさわしい場所だと、車窓から観光していました。奈良田へは、身延までいったん下って南アルプスへ分け入ります。その渓谷には素晴らしい紅葉と、渓流が堪能できます。更に進むと渓谷の右に奈良田温泉が見えてきます。(写真2枚目)

 孝謙天皇(女帝)が病を治すために、夢のお告げ通り来たという奈良田温泉は「女帝の湯」とも呼ばれています。伝説が正かどうかは別に、女帝も帰りたくなくなるという、お気持ちは私も御同慶でありました。しかしながら、この世のしがらみを引きずっている身としては、又アルプスを下るほかありません。

 この途中には西山温泉他数軒の評判の良い温泉もありますが、気候を考えると諸病を得ては、先の障害となりますので無念を秘めて通り過ぎるだけ。本日最後は日蓮上人がお開きになった身延山久遠寺にお参りして宿に向かうこととしました。

 写真:南アルプスに分け入る、奈良田温泉遠景、温泉玄関、浴室、女帝看板、身延山久遠寺山門、

 孝謙天皇の心を歌って
 ○奈良麻呂の 乱を押さえて 上機嫌 朕は奈良田で 長期逗留

 落語「鰍沢
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B0%8D%E6%B2%A2