河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

城東「不動の湯とまっとうな温泉」

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 テキ屋殺すにや刃物は要らぬ、雨の三日も降ればいい・・・と寅が旅先の宿で恨めしそうに雨を眺めて喋るシーンがあります。そんな心境でしょう、今日の不動の湯の亭主は。写真のように、ロッカーはずらり「空き家」です。

 愚妻が関東へ出張、愚夫が一人留守番で午後になってきても雨足が止みません。絶好の銭湯日和です。で、何時もの不動の湯に。ピークで十人、平準して五名でしょうか、午後二時では少なすぎます。まあ、死にはしませんでしょうが、本日の燃料代も出ないでしょう。

 さっぱりして帰って来たら、楽天ブックスから本が届きました。南々社「まっとうな温泉」という雑誌です。犬鳴山温泉山乃湯の女将に教しえいただいた物で、何でも259軒もの掛け流し温泉の無料入浴券が付いている。女将曰く、「温泉博士」の基準が緩くなったので、掲載を見合わせていたら南々社からお誘いがあって、掲載したという。

 なるほど、写真の通り259軒、料金にすると38560円分の無料入浴券とか。前回の、吹上温泉みどり荘のハガキシステムと同じで、行き帰りという問題がありますが、これも時間制限がないと言うことなので、旅の道すがらにでも利用すればいいかと思います。

 写真:不動の湯ロッカー、まっとうな温泉、無料入浴券

 梅雨の雨
 テキ屋泣く 風呂屋もしめる 梅雨のしず <本家・偐山頭火